思考451度

日々思考尽候

高卒でも、無職でも、アラサーでも医科大学の職員になれる

最終学歴、工業高校の機械科。30歳を超えている上に高校卒業から現在までの半分以上が無職期間。書類選考申し込み当時ももちろん無職。

こんな私でも医科大学の職員になれた。その経験を後世に伝える。

ご注意
この記事の内容は私が体験した事実ですが、個人の経験であり、感想です。個人の主観が入っている可能性は十分にあり、思い上がりをしている可能性は必要十分にあります。

学校事務職員という仕事・生き方―キャリア・ステージごとの悩み、学び、成長

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高卒でもなれる

大学職員というと、もちろん大卒と思われるかもしれないが、そうではない。私は高卒だ。それも工業高校の機械科。高専でもなければ地域のトップ校でもない。地元のヤンキーが入るような地域の工業高校。医療に特化した学習をしてきた訳ではないし、電気工事を専攻して、設備課に採用されたわけでもない。

事務職の経験もないので全く未経験の職種であり、私自身が採用を信じられない。採用担当者はとんでもなく無能ではないかと自分で疑っている。

大学職員の募集は大卒に限定していると思うかもしなない。実際、後から気がついたことだが、募集要件は大卒となっていた。 だが私はそれに気が付かず、高卒のまま履歴書と職務経歴書を作成して提出した。それくらいに注意力も散漫だ。

筆記試験と専門試験、適性試験を受験し、四次選考の上長面接の手前に募集要項に大卒が条件となっていることに気がついた。だが、一次選考の書類審査の書類には高卒であることを書いているので、大学をどこを出ているのか確認する際には必ず気がつくはずだ。だが、その書類選考を通過し、筆記試験も合格し、専門試験と適性試験を合格したのであるから、その点については先方も把握してあるはずだ。把握していなければ選考方法に問題があるか、そもそも大卒を条件にしていても応募条件を満たすかすら確認していないアホ大学だ。

念の為に面接試験の際に確認しようと考えていたが、面でで先方から学歴についての質問があったことでそれが問題でないことがわかった。募集要項に大卒と書かれていようと、先方がそれを把握したまま採用試験に合格しているのだから問題はない。そして、その次の役員面接にも合格し採用されたので全く問題はなかった。

この通り、大学職員は大卒でなくても、専門学校卒でなくても、短大卒でなくても、高卒でなれる。中卒はわからないが、高卒でもなれることは私が経験している。

この経験から、4大卒が募集要件になっていようと、短大卒だろうが高卒だろうが、たとえ中卒であっても応募してみるべきだ。ダメなら選考ではねられるだけだ。なんの問題もない。

工業高校卒でも大学職員になれる。

30歳を超えていてもなれる

高卒が大学で働くならせめて新卒と思われるかもしれないが、30歳を超えていても就職できた。本当に採用者が無能と思えて仕方がない。役員面接も突破したので役員ともども無能だ。

左記にも書いたが、専攻していた学科があるわけでもなく、事務職を経験したこともない。ましてや医科大学の職員であるのに、学校や医療機関ですら働いたことはない。未経験の職種に応募したいとしても、諦める事なかれ。

私が40歳を超えていても同じように応募していただろう。

工業高校卒の30歳を超えていても大学職員になれる。

社会人経験の半分が無職でもなれる

たとえ30歳でも高卒からは12年間の職歴があってしかるべきだが、私にはそんな華々しい職歴はない。その期間で働いていたのは半分もないだろう。最も長い就職期間は2年6ヶ月で、短い職は3ヶ月だ。工業高校卒だからと機械工場で働いてみたが怖くて3ヶ月でやめた。それ以来工業関連には近づかなかった。

12年間以上転職を繰り返してきたと言いつつ半分は無職期間である。そして、その職についていた期間の半分程度はアルバイトだ。それも突然辞めまくった。何度失業給付を貰い、職業訓練に通ったかも覚えていない。

我ながらなかなか効率の良い生活をしてきたと思う。

工業高校卒の30歳超え、無職生活が長くても大学職員になれる。

「医療」の漢字が書けなくてもなれる

大学の事務職員なのでもちろん字を書くことがあるだろう。パソコンの時代とはいえ手書きのメモを渡すこともあれば、企画書の下書きも手書きだ。大学ともなれば、方方の関係者に手書きのメモを送ることも多い(経験談)。

それを意識してかどうかは不明だが、採用試験はもちろん手書きであった。

筆記試験が二度と、パソコンを利用しての専門試験が一度あった。

専門試験はアプリケーションの操作方法を理解しているかどうかを試すためかMicrosoft officeを使って課題の資料を作成することと、課題の問題を解決するための企画の発案と提案書の作成、あとはトラブル対応のシミュレーションとなっていた。

専門試験は提案書だろうと資料作成だろうとパソコンを使うので悪筆だろうと漢字がわからなかろうと関係ない。フォントはMSゴシックで書けば読めるし、漢字変換を使えば雰囲気でわかる。例え間違っていても変換ミスだと思われるだけで済む。だが、筆記試験の小論文はそうはいかない。 医科大学ということもあり医療についての課題が出されたのだが、そもそも「医療」という漢字が書けない。

なので医療は「医りょう」と書いたし、医科大学は「医課大学」と書いた記憶すらある。悪筆な上に漢字が全くわからない。そんな小論文ですら通った。 小論文の意味すらわからず、自分の意見を感想文として書いた時点で本来は終わっているとも思える。

工業高校卒の30歳超え、無職生活がながく応募しているの大学名すら漢字で書けなくても大学職員になれる。

そして最後に、こんな悪文しか書けなくても大学職員になれる。

続 大学職員のための人材育成のヒント: 失敗事例から学ぶ若手・中堅職員の視点28

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このブログも文章力向上のための練習として、転職活動として書き続けよう。