思考451度

日々思考尽候

「なぜか、仕事が速い人」の時間管理術

松本 幸夫著

その辺の仕事効率法が書かれている書籍だった。待ち時間の暇つぶしに購入したが、そこそこ暇つぶしにはなった。

確かに共感できる内容はある。

例えば「1日24時間はない?」や、会議に遅れてくる上司のために、遅れてこないよう、素早く終わるように根回し押しておくことは大事だと思う。

そういったことに気が付かずに仕事をしている人には面白く読めるだろう。

「なぜか、仕事が速い人」ではなく、早く終わらせられる人というのを知れるだろう。

だがタイトルの「時間管理術」といういうのを考えると、どれもこれも中途半端な一般論に思えてしまう。確かに「仕事が速い人」

根回しすれば会議の時間も早く終わるだろうが、その分余計な手間が増え、仕事が仕事を増やすことになる。

これはルールを決められる側にいるのが根本的な問題なのであり、ルールを決める側になることで根本的な解決になる。そういった、根本的な解決的な思考にかけている。

仕事が速い人と、仕事を早く終わらせられる人、仕事が早く終わる人は違う。

本書は、タイトルの通り、仕事が速い人止まりの思考法だろう。

仕事が速い人はどんなメールを書いているのか

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「仕事が速い」から早く帰れるのではない。「早く帰る」から仕事が速くなるのだ。

「仕事が速い」から早く帰れるのではない。「早く帰る」から仕事が速くなるのだ。

最強のデスクワーク術 (PHPビジネス新書)

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