思考451度

日々思考尽候

華氏451度

レイ・ブラッドベリ著 宇野利泰訳

だいぶ以前に購入し、数年間読んでいなかった。

本書を読む気になれず、映画の「華氏451」を先に見たほどであるが、なんとか読むことができた。

結局はよくわからず、フィクションの意味のわからなさを再確認してしまった。

華氏451度 (ハヤカワ文庫SF)

華氏451度 (ハヤカワ文庫SF)

内容としては理解できたが、「だから何」と思ってしまう。ジョージ・オーウェルの「1984年」も購入して持っているがまだ読んでいない。更に分厚いのでより読むのが嫌になってしまっている。

本書は読んでこなかったが、いろいろとしらべた。Wikipediaやらで本書の概要を見たり、他の紹介なんかも呼んだりした。

「読書や本の所持を禁じられた」となっているが、台本なんかはどうも書籍っぽい。

何が禁止され、何が許可されているのかもわかりづらい。クラリスが死んだという描写もよくわからない。

私の想像力や理解力が足りないことが問題なのであろうが、読み終わった感想は特にない。

考えとしては共感できる。私もそこそこ読書をするので、「書物が禁じられた世界」に興味を持つ。

だが、現代は禁じられなくても書籍離れが広がり、禁止されるよりも前に書物の発行がどんどんと減っていくのだろう。

クラリスかわいい。

華氏451 [DVD]

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一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫)

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