英語は訳さず学べ!
学校の都合で英語を学ぶ必要があるのだが、これまでの生活で英語を学んでこなかった。中学や高校でも英語の授業は聞いていなかったし、社会人になってからも英語を学ぼうと思うことはなかった。
だが大学の単位のために、残った外国語の単位さえ取れば卒業できる、取得しなければそれだけのために卒業できないという社会道徳の規律のために学習する必要が出てきた。
そこで苫米地英人の力を借りることにした。
英語は訳さず学べ! キンドル・iPad・iPhone対応 ドクター苫米地の次世代英語脳のつくり方
- 作者: 苫米地英人
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流石は苫米地英人。私が思っていたことをピシャリと言っている。
P42 「英会話信仰」の愚かさ このように、実は英会話というのはごく限られた専門家にしか必要がないスキルなのです。 ところが、現在の日本では、<英会話ができる人=有能な人、仕事のできる人>と言わんばかりの「英会話信仰」が生まれてしまっています。これは実に嘆かわしいことです。
私もこう思っている。例えば日本人の如何程が筒井康隆の小説をスラスラと読めるだろうか。日本語で書かれた小説すら読めない日本人が多いのに、なぜそんな母国語能力で外国語が必要なのか。
たしかに知っていることはなんの罪もない。出来無いよりできたほうが良いことはわかるが、英語ができる代わりに日本語ができないのは日本での生活に不便極まりないことに批判はないだろう。
であれば、英語を学ぶよりも日本語を学んだほうが良いし、英語を学ぶより先に趣味や仕事の技能を学んだほうがより有意義だろう。英語を学んだとしても、いつ使う場面が来るのか。都会の駅をうろついていると英語で道を聞かれることが多くあるが、そんなもの、聞くほうが「どこに行きたい」と聞いてくるのだから、方角を教えるなり、地図で図示すれば済む。 私も何度も説明していきたが、それで不便を感じたことはない。全く英語を学んでこなかった私もでもそれくらいはできる。
と、このような理由で英語を学んでこなかった。
だが「大学卒業」という、「英語離れからの卒業」が必要に迫れた。
必要なのは、英会話能力ではなく、大学卒業要件である英語読解能力なのでそんなに難しくはないだろうが、このまま英語に接しない人生を送るつもりだったのに残念だ。
本の感想より、英語を学ばない言い訳になったが、本書は先に書いたように「英語を学ぶ」ということについて考えさせてくれた。
そして、英語を学ぶ方法を示している。
本当に、英語は訳さず学ぶべきだ。
英語は絶対、勉強するな!―学校行かない・お金かけない・だけどペラペラ (サンマーク文庫)
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