『チーズはどこへ消えた?』『バターはどこへ溶けた?』どちらがよい本か?
ダリオ・マリネッティ著
「チーズはどこへ消えた?」、「バターはどこへ溶けた?」を読んでそこそこ面白いと感じていたので、その2つを比較していると思われた本書を購入しないわけには行かない。
本書はひどい。比較など何もされておらず、読書感想文いかに思えるほど。
『チーズはどこへ消えた?』『バターはどこへ溶けた?』どちらがよい本か?
- 作者: ダリオマリネッティ
- 出版社/メーカー: データハウス
- 発売日: 2001/06/01
- メディア: 単行本
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この2つの書籍の思考的、試行的内容から比較をしているのかと勝手に思い込み、自分でも少々考えてから本書を読み始めた。
期待は出鼻からくじかれ、10ページも読まずに一度読むのをやめた。 だが、最初は著者の意見的なものを入れてるのかと思いなんとか読み始めたが、結局著者の感想でしかなかった。著者の感想、その嫁の感想と言ったところ。
本書の中で、著者やその嫁はんがチーズやバターをこけおろし、特に嫁はんはバターの著者の人格すら否定するような内容を発言している。バターは数百万部売り上げたチーズと間違って買うことを目指して書かれたのだろう的なことを書いているが、本書はまさに、その両方の名前を呈し、片方を読んだ人間に買わせようとしているにほかならない。
そんな感じで、殆ど無いようには触れず、装丁なんかに文句を垂れ続けているだけだ。
よくもまぁこんなものを出版したのかと思えるほどひどい。
なかなか出会えないひどい書籍だ。ひどい書籍の参考に読むべきと言えるほどに。
確かに本書に納得できる部分もあったかもしれないが、それは読むほどのことはなく、自分で考えれば良いだけだ。
ぜひとも、「チーズはどこへ消えた?」、「頂きあどこにある?」、「バターはどこへ溶けた?」、「チーズは探すな!」の順で読んで欲しい。私がこの順番で読んだが、非常に素晴らしく読めた。
- 作者: スペンサージョンソン,Spencer Johnson,門田美鈴
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2000/11/27
- メディア: 単行本
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- 作者: スペンサー・ジョンソン,門田美鈴
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2009/09/08
- メディア: 単行本
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- 出版社/メーカー: 道出版
- 発売日: 2001/04
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- 作者: ディーパック・マルホトラ
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2011/11/16
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