日本マイクロソフト流最強のエクセル仕事術

戸田覚著

転職してしばらく時間が経つが、エクセルの作業を頼まれることが多くなってきた。私は今までの職業でエクセルを使ったことは無く、現職から使い始めたのだが、思いつくままに修正を請け負っていたら「エクセルならこいつ」のような感じで多く頼まれるようになってきた。

そんな行き当たりばったりでエクセルを使っており基礎的な知識がないので、例えば「文字列の左から4文字を取得したい」と思うと、そのたびにGoogleで検索して調べながらでないと何もできない。

ということで、数冊購入したエクセルの入門書のうちの一冊。

大きめの書店のエクセルコーナーで幾つかを開いてみていると、本書は「PowerBI」というツールが紹介されていたので購入。

実際に読んでみるとPowerBIの説明は少ないが、Office2016で追加された機能や、よく使われるツール等、便利なツールが紹介されているので、どのような機能があるのか知るのにはちょうどよい。

私も早速PowerBIをダウンロードし、新しいグラフを使ってみようと考えている。

どのようなツールでも、初心者はとにかくそのツールにどのような知識があるのか知っておくと良い。そうすれば、使い方がわからなくても機能があることを知っているので検索で調べることができる。

また、書名の通り、マイクロソフトの社員にインタビューをし、多種多様な現場の人たちがどのようなツールを、どのように気をつけて使っているかを紹介している。

単なる入門書ではなく、日頃から利用している人たちのワンポイントも参考になった。

思考451度